W短答模試を受けてきた。
■受験目的
俺が模試を受ける目的は以下のとおりである。
・持ち物等の確認
・時間配分の確認
・集中力の確認
・苦手分野等の確認
・1問目からシーケンスに解く解き方の是非の確認
上記のとおり、形式的(試験形式)な確認を主な目的とした。実質的(試験内容)な確認は、模試の実施形式(過去問中心、オリジナル問題中心など)やレベル(模試のレベル)により一概に判定できないと考えたため、苦手分野の確認を目的とすることにとどめた。
■持ち物等の確認
・太宰府天満宮の2B鉛筆が使えないことが分かった。
・消しゴムがないことに気が付いた。
・時計がないことに気が付いた。
・試験前のチェックシートがないことに気が付いた。
■時間配分の確認
予定 問題解答(3時間)->マーク転記・確認(20分)->見直し(10分)
実績 問題解答(2時間)->マーク転記・確認(20分)->見直し(20分)->GIVE UP
問題が過去問中心であったため、「根拠は一切わからんがこれの結論は○」的な回答をしたところがいくつかあり、それが回答時間短縮につながったものと考えられる。
ちなみに、10問ごとに時間計測をしたが、他の2倍以上かかるなどの目立ったペースダウンはなかった。
■集中力の確認
1時間くらい(35-37問目程度)で集中力が切れた。
集中力が切れた後でも、わかりやすいミスはほとんどなかったが、見直しをしきる精神力はなかった。とりあえず「正しいもの(間違っているもの)を選べ」問題のキーとなる枝の見直しをしただけで、「いくつあるか問題」の見直しはできなかった。
これは今後の課題となろう。
■苦手分野の確認
今回の模試は、過去問中心ということもあって、苦手分野を総合的に確認するというところまでは難しかった。
「基礎知識×適用」=「結論」となるところ、「結論」のみを覚えている問題がいくつかあり、それで表面的には正解してしまったものがいくつかあった。
これについては早急に復習を行う予定であるが、とりあえずの感覚では、四法の復習が必要と感じられた。
なお、成績は以下のとおりである。
特実 17/20
意匠 09/10
商標 07/09
不競 05/05
著作 04/05
条約 06/11 (パリ2/3, PCT 4/5, TRIPs 0/1, マドプロ 0/2)
合計 48/60
■1問目からシーケンスに解く解き方の是非の確認
弁理士短答式試験では、頭から解くか分野別に解くかいくつか方法がある。とりあえず頭から順番に解くようにしてみたところ、特に問題なく混乱もなく解くことができた。これは過去問であるとかそういう問題以前の話であるので、このやり方で本試に臨んでも問題ないと考えられる。
■総括
形式的な点としては、3時間半の長丁場をどう乗り切るかが課題となりそうである。実質的な点としては、四法も不競・著作も条約もどれも不安、特に四法が強く不安という情けない結果に終わった。
ただ、いくつか学んだ点もあるので、これらは、次回に生かしたいと思う。
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