弁理士試験勉強の進捗を確認してみた。
全体スケジュールは以下の通りである。
なお、このスケジュールはgoogle docsで管理している。自宅でも友人宅でも職場でも変わらず管理をするためである(※)。
※長期スケジュールをこなすためには管理(マネジメント)が最も重要であるが、多くの場合、マネジメントは軽視される。一般に、長期ほど自己管理が重要であるにもかかわらず、自己管理が軽視される傾向が強い。俺は、長期にわたる自己管理の負担を軽減するため、google docsを利用している。
「基礎講座前期」から「論文答練」は予備校の講義である。
自己演習は、短答試験の過去問演習を中心とした学習である。
予備校の講義を週末に受けることが多いため、金曜起算にしてある。
水色が過ぎ去った時間、紫色が予定である。実績は記載していない。
予備校講義分については予定通り、自己演習分については1,2週間程度の遅れといったところである。
自己演習については、下記のような表で管理している。
10年分の過去門から出た問題数を重要度、そのうち正解率を理解度として記載している。
重要度は、4問以上出題されている場合ピンク、6問以上出題されている場合紫としている。
理解度に関しては、およそ80%程度(60問中48問正解)以下ならピンク、60%程度以下なら紫としている。
自己学習は、一問あたり、事前学習(条文の図解)→短答の過去問演習→復習→特別に分からないものを重点的に復習、という流れで行っている。
俺の予定では、上記演習により、短答合格に必要な力と、論文合格のための基礎を身につけられることになっている。
論文合格に必要な能力は下記と想定している。
・題意把握力
何を聞かれているか、何を論点とすべきかを把握する力
・論理構成力
法律を元に、適法な論理を構成し、適法な結論を導くための力
・表現力
適当な論理・結論を表現する力
・法律知識
条文の知識、条文の解釈・趣旨等
題意把握力および論理構成力は問題なく合格レベル以上である、と勝手に思っている。なのでこの辺は特に自己学習しない予定である。
表現力については、一定の法律的言い回し等を学ばねばならぬため、学習しなければならない。これは特定言い回しを録音し、繰り返し聞くことで覚えるようにする予定である。
法律知識に関しては、学習が必要である。これは自己演習において培われる予定である。
口述試験については、口先の魔術師を自称する俺に死角はないはずである。というか今のうちから気にしすぎても仕方が無いのでやっていない。でもまあ論理力と法律趣旨等が問われるくらいなので、そのくらいなら大丈夫だろうと思う。
現段階としては、おおむね順調といえるだろう。
ただし、実際の弁理士と比べると、基本書の読み込みなどが足りない気がするので、それもおいおい行うことにする。(来年には、実際の弁理士と同等レベルになっている、もしくは相当と見られるわけである。弁理士になってから勉強する時間は、今よりも少なくなるだろう、もしくは少なくしたい。よって今のうちに基本書の読み込み等をやるべきである)
なんか受かりそうな気がしてきた。