実務修習の課題に取り掛かっていたが、やや集中力がなくなったので、弁理士試験の振り返りを行ってみた。
俺は、mixiで、昨年8月頃から、勉強時間や進捗等について、月一でメモしてきた。それを元にコピペしてみる。毎回勉強時間について言及しているのは、当初から、勉強時間が進捗を図る基準として有効ではないか、と考えていたことによる。
■2010年8月 65時間くらい 内講義数16(50時間くらい)
勉強時間合計 145時間くらい
目標 5月末までに1000時間
現実/目標 = 0.7975
どう見ても遅れとる。
これは無理くさい。
■9月 おおよそ65時間
(短答正解率で計算)
現在月日は27%くらいの月日が過ぎている。それで進捗13%ということは・・・?
なんか無理じゃね?
■10月 71時間
今月の内訳は、講義がおおよそ38h、自習がおおよそ33hである。
自習時間が今までに比して増えている。この理由は、自習のやり方を少しずつ習得してきたからと思われる。全体の勉強時間は対して増えていないが、自習のやり方を習得できてきつつあることは好材料といえよう。
(中略)
【総合】
やや不十分な点はあれど、おおむね順調といえるだろう。
不安点をあげればきりがない。しかしながら、勉強を継続できていることは一応の成果なので、「どうにかなるさ」と思って今のペースを維持することが大切そうである。
■11月 59時間
今月はかなり気分が乗らなかった。
勉強内容が変わったからだと思われる。
自習はいままで短答演習が中心であった。今月の自習は、読書中心となった。そのため、なかなか気分が乗らず、あまり長時間勉強できなかったように思う。
しかし、講義等や読書等でいろいろ思索し、理解を深められたのは好材料といえよう。
(中略)
【総合】
範囲広すぎが不安であるが、一応何とかなっているレベルであると思われる。
また、当初の予定からかなりずれてきたので、TODOの洗い出し等のリスケジュールが必要であると思われる。
■12月 58.5時間
12月は実に2/3程度が休日であった。そのため、勉強量の増加が見込まれたが、実際には、11月よりも減った。この原因は、かったろしと考え始めてきたこと、年末気分であまり勉強をやらなかったこと、受講しているDVDおよびTACが年末年始に休みとなったことなどと考えられる。
(中略)
【総合】
勉強の予定より遅れており、手がついていない科目がある点が気になるものの、勉強した科目については、合格レベルもしくは合格1歩手前レベルとなっていそうである。
「大人の1ページ心理学」によれば、達成直前になるほど不安が強くなり、達成からほど遠いと逆に絶対大丈夫だと思い始めるらしい。俺は、合格に近いと考え始めていることからすると、実際には達成からほど遠い位置にいるのかもしれない。
■2011年1月 60時間
勉強時間は、先月よりもやや増えた。講義が昨年末に比べ少なかったことを考慮に入れると、自習が増え、よく勉強した方といえる。
(中略)
【総合】
短答は、ほかの演習の手ごたえからしても目標程度は目指せると考えられる。論文はかなり不十分といえそうである。論文の強化が必須となろう。
短答の合格を目指す(※)か、論文の強化を行うか、なかなか判断が難しいところである。
※1度受かるとその後2年間免除となる。
■2月 89時間
ミスにより紛失
■3月 68時間
累計勉強時間が600時間を超えた。
弁理士試験合格までの標準勉強時間は3000h程度といわれ、ネットで発見された最も短い勉強時間は1800hである。主人公補正(※)を考慮すると、俺が合格するのに必要な勉強時間は1000hくらいではないかと考えられるため、進捗は61%程度といったところである。
※主人公に働くおもにプラスの補正のこと。俺の人生の主人公は俺であるから、当然に主人公補正が働くはずである。
(略)
【総合】
短答も論文もいろいろ不安はあれども、何とかモノになってきたようである。
4月は、短答試験の直前であるので、論文記述回数を減らし、短答演習/見直しの割合を増やしていこうかと思う。
【備考】
実力がついてきたのか、考え方がおかしいのか、他の弁理士(講師)の粗が気になるようになってきた。
自分がおかしいのか、世界がおかしいのか、どちらかはわからない。世界がおかしいのだと俺は信じている。
だが、どちらにせよ、講義中に講師の粗探しをしているような状態では勉強の効率が下がってしまうので、この辺の取り組む姿勢を改めていくことが今後の課題となろう。
■4月 69.5時間
勉強時間がさほど伸びなかった理由としては、風邪を引いたことと、嫌いな分野を勉強していたことが主な要因である。おおよそ10-15時間くらい風邪を理由として休み、2-3時間程度を集中力が持たないとしてサボった。
(中略)
【総合】
短答式試験については、一応勝ち負けが争えるところまでこれたと思う。ここまで来た以上、勝ちきれるように努力したい。
【備考】
論文対策については、短答式試験直後から、論文書き込みを行う予定である。それで論文試験に間に合うのかどうかはわからんが、短答式試験に受からないことには話が始まらないので、当面は短答式試験に注力する。
■5月 119.5時間
過去最多の勉強時間である。勉強時間が飛躍的に伸びた要因としては、GWの休みや試験直前期のためモチベーションが上がっていることがあげられよう。休日はおおよそ7-9hくらい勉強している。
(中略)
【自己分析】
おおよそ、条文解釈・理解力と文章表現力に難があるといえよう。この辺は、1.基本書でINPUTする 2. 過去問をガンガン解いて復習する の2点で鍛えていく予定である。
【総合】
予備校の答練でも大方合格点をとれるようになってきたが、やはり不安は大きい。
しかし悩んでいても前には進まないので、とにかく7月までは勉強に専念するしかあるまい。
■6月 96.5時間
勉強時間は先月に比べ少なくなった。
減少した要因としては、(1)風邪を引いたこと(7,8h)くらい、(2)受かるんじゃねーかなと思い始めてきて油断し始めていること(5h)、(3)5月に比べ休みが少なかったこと(10h)程度である。
(中略)
【現在の勉強等】
主に弱点つぶしとして、知らない知識をインプットしているのが約5割程度である。また、本番でも実力を発揮できるようにするため、思考プロセスのチェックしながら、問題を解いている。
【総合】
多分受かるよ。
■7月 38時間
■8月 28.5時間
勉強時間は急激に少なくなった。7月と8月の二月分で昨年の8月分相当程度である。
この要因としては、いわゆる最難関と呼ばれる論文試験が終わったこと、次の試験までに3ヶ月ほどの期間が空くことなどによる。
(中略)
【口述の予測】
しかし、論文試験直後から口述対策を行ってきたので、それっぽく形にはなってきた。論文に合格していれば、一応勝負系となると考えられる。
【備考】
なお、この2か月は何かから解き放たれたように麻雀ばっかり打ちまくった。 (略)最低でも勉強時間の倍くらいは、麻雀を打っていたと思われる。
■9月 54.5時間
9月は、22日に論文の合格発表があったため、勉強時間が増加した。
具体的には、合格発表前は、受かっていた時、落ちていた時の両面を考え、勉強時間を意識的に増やしたこと、合格後はテンションが上がったこと、などが原因である。
(中略)
【総合】
試験勉強も、(最短なら)あと半月程度である。ここまで来たからには、悔いを残さず最後までやり切りたいものである。
【備考】
この受験勉強を通じて、俺の一番の長所はメンタル面なのだろう、と感じた。
ちなみに、言うまでもないことだが、今回の受験勉強で役に立ったメンタルは、麻雀で鍛えられたものである。
■10月 66時間 (10/16まで)
10月は最終試験直前ということもあり、当然のことながら勉強時間が超増えた。
ペース的には過去最高級であろう。
(中略)
【総合】
あと少しで1年4月にわたる受験生活も終わるのだな(終わってほしい)、と思うと、少し感慨深いものがある。
うん?なんか今フラグ立たなかったか?
■その他リンク
弁理士試験ストリート