論文試験に向けた勉強の仕方について、いくつか試行錯誤をしている。
今回は自分がしている勉強方法をメモ代わりに記載する。
論文試験は、公式発表によれば、以下の通りの問題を出すものであるらしい。
弁理士活動を行うに当たり、基礎的に必要とされる法条の解釈及び理解力、判断力、論理的展開力、文章表現力等の総合的思考力を問う問題を出すものとする(
特許庁:弁理士試験の具体的実施方法について(PDF))。
すなわち、このような総合思考力を鍛えることができれば、合格する訳である。
このうちで、「弁理士活動を行うに当たり、基礎的に必要とされる法上の解釈および理解力」を鍛えるということは、つまり常識的な法律解釈をできるようにするということだから、青本や判例を読むのがよかろう。
「判断力、論理展開力」は、経験で磨かれるものだと思われるが、手っ取り早く鍛えるには問題演習をするのが良いのだろう。
「文章表現力」は、なかなか鍛えるのが難しいが、とりあえずは論文答案をたくさん書き、見直してどう書けばよいのかというのを繰り返すことで鍛えられるものと考えられる。
以上考察したところにより、以下のような勉強方法を考案した。
1. 平日夜に1-2時間くらい過去問演習を行う。
2. 翌日昼に、後述のテキストを基礎として、30分程度で記載した答案の自己添削を行う。
3. 休日は答練や模試、その他過去問演習や青本・判例読書などを行う。
現状のところ1と2しかやっていないが、なかなか得るものが大きいような気がする。
なお、演習のためのテキストとしては、以下のものを用いている。
Amazon:弁理士論文過去問マスター―厳選!攻略必須の22問
ちなみに、この本を選んだ理由は、「22問と問題数が少なくてやりやすそうだから」である。
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