都知事選の政見放送が話題になっている。
その中で私の興味を引いたのは、ふるかわ圭吾氏の以下の一節だった。
「私は、皆さんに清き一票を等とお願いするつもりはありません。むしろあなたたちが『政治家になってくれ』とお願いするものだと考えています」
なるほど。これは弁理士試験にも言えるのではないだろうか。
弁理士も、試験委員に「受からせてくれ」とお願いするんじゃなく、試験委員から「弁理士になってくれ」とお願いされてなるものかもしれない。「私を弁理士にさせたいと思えば点を入れればいいし、させたくないと思えば点をつけなくて結構」と嘯いて臨んだ方が、力が抜けて、案外実力がだせるのかもしれない。
まあ、その結果、後者となるかもしれないが。